占星術師でクリ目入ったのに、気づいたら学者でクリアしていた話・後編(FF14)

前回の続き。

ffxiv_20230915_011652_266.jpg

占星で天獄4層クリアを目指すパーティに飛び込んだ私。

フルパになって「よろしくお願いしますー!」の挨拶後、しーんとした時間が続く。
私が募集主の時はフルパになった時点で「お集まりいただきまして誠にありがとうございます」と続け、マクロを流すところですが
そういえばマクロはないって募集文に書いてあったような?と思い出したので募集主さんに「私がマクロを流しましょうか?」と提案した。

(余談ですが、自身が募集主の際に言う「お集まりいただきまして~」の口上は脳内で完全に陰陽座の瞬火さんのイメージで喋ってますw 兄上がライブの開幕MCで最初の曲が終わった後に仰るじゃないですか、あの感じ。
この最初の瞬間だけ自分はミュージシャンで、これから始まるライブをオーディエンス7人と作り上げていくような気持ちで喋っているわけないだろさすがに。)

そんな私の問いかけに募集主は反応せず、えっこれは…?と、この時最初の不安を覚えました。寝落ちた…?チラっとタイムスタンプと現在の時刻を確認する。
最後の挨拶から15分が過ぎていた。お茶でも淹れてるのか、お手洗いか?もう少し待とうという事になり更に10分ほど経過した。
沈黙に耐えかねた占星術師(私)が「寝落ちですかねぇ。募集主寝落ちパターンは初めてです」とチャットすると戦士が相槌をうってくれた。
そんな中忍者が「1時20分まで待って来なければ再募集かけていかない?」と提案してきた。そうしましょうと場の空気が動きはじめる。

え?募集主なしで行くって事?…20分ってあと5分やん!

私は正直気が乗らなかった。募集を出して人集めをしてくれたのは寝落ちていると思しきこの募集主・学者であり、この人がいなければこのパーティは始まらない。そう思っていたからだ。
この天獄4層クリア目的パーティという名のリサイタルの主は間違いなくこの学者で、私たちはそれに乗っかった観衆の1人に過ぎないわけないだろ。どんだけ待ってると思ってんだ。

とりあえず再募集の件には触れず「ただの寝落ちならいいですが何かあったら心配だな」とつぶやいた。これはガチの本心です。でも誰も反応はしてくれなかった。
あっという間に1時20分になり戦士が「じゃあバリアヒラ募集に切り替えるね。プラベで0000でー」と言い残しパーティを抜ける。
1人ずつ抜けていく中、離席マークが取れない募集主に私は心の中でありがとうとつぶやいて抜けた。

手際の良い戦士(MT)のお陰で再結成されたメンバー。じゃあ募集出すねのセリフに対し勢いよく私は伝えました。

「ヒラの募集、ピュアヒラバリアヒラどちらも解放して下さい!私が来た人に合わせます!」

戦士は承諾してくれ、着替えありがとうと言ってくれた。しかしこの戦士は知らないのだ、私がエオルゼア界の特級呪物だという事を。占星だけでなく学者にもジョブチェンジができるだけで、完璧にできるとは言ってない。
再募集がかけられ、寝落ちの学者戻ってこねぇかなと思った瞬間に入ってきてくれたのはピュアピュアな白魔道士だった。
私は学者に着替え無言で妖精を呼び出した。これでよかったんだ、これで。

マクロやマーカー、進行はMT戦士が滞りなくやってくれた。さすが戦士おれたちにできない事を平然とやってのけるッそこにシビれる!あこがれるゥ!

ちなみに11の世界でも何故かタンクはコンテンツや進行を熟知していて当たり前的なものがある。
Asura鯖時代、LSの先輩の2垢と私と3キャラでベガリーインスペクターへ行った事があるのですが先輩は魔導剣士をメインで遊びたいという私に対し手慣れた感じで先に進みながらひとこと言いました。
「盾はどのコンテンツでも必ず先導するから、きちんとルートも手順も覚えてやるんだよ。それが完璧にできるようになって当たり前のロールだから」
私はその当時パーティプレイなんてヤル気全くなかったし、エピオラトリーを作る事だけが目標だったんでエンドなんて行かねーから関係ないわ鼻ホジしてたんですが今はあの頃の私をぶん殴って八つ裂きにしてやりたいですね。

話を戻しまして。

ffxiv_20230915_012905_074.jpg

4層へ突入したのは1時29分。

ffxiv_20230915_015204_191.jpg

クリアしたの1時51分でした。

いやなんていうかその、知らなかったんです私このパーティの主旨を。
まさかの圧倒的火力でアテナブチ転がす系だったなんて知らなかったんです…ほんとに…
アチーブは私含めたった3人しか出しておらず残りの5人は真夜中にアテナをブチ転がしに来る酔狂なドSたちでした。

いやおかしいなって思ったんですよね、どこでその違和感を感じたかというとすでに前半で片鱗が見えていたのです。

FF1120230917002.jpg

これ飛ぶ直前です、前半のアテナがサイコロ行く直前のものなんですけど、私は野良でやっていてこの数字を見たのはこれが初めてでした。
普段気にもしないし30%以上残っていたらちょっとサイコロの後積極的に殴らねばと思う程度なんですけど、
野良で誰が来るかもわからない、編成もバラバラでしかも私という特級呪物最凶のデバフがいながらこれって正直異常事態です。
消化や固定だとまた違うんでしょうけど、野良専門の私が覚えている限りでこの数字はなかったのでちょっと二度見しました。
(この時頭の中を ♪これぜったい上手い奴~ ってトートツに思い浮かべてしまい1人でツボに入って笑っていたんですけど
今録画見直したら真夜中にゲームしながらんふふって笑ってるやべーものが撮れてて寒気がした。助けてくれた光き強たちを 奴 扱いするとはけしからん学者め)

後半は正直覚えてないです。なんていうか、ヒールしてたら終わってた。(アテナがグダグダ言いかけたと同時くらいに終わってた)

ffxiv_20230915_015549_466.jpg

最後なので真面目に書きますと、おめでとう&スクショ撮るべと時間まで作ってくれたクリア済みの光の戦士の皆さんには本当に感謝しています。
完全にリードしてもらったなと終わった瞬間に感じるレベルの戦闘でした。ギミックだけはきちんとこなしたけれど(当たり前ですね)
傍から見ていてもわかる練度の高さと、何よりも圧倒的火力でやはりエンドコンテンツである零式はいかに早く敵を倒すかが肝なんだなと改めて考えさせられました。
でも1番“この人たちはすごいな”と思ったのはその圧倒的火力ではなく、平日の真夜中なのに1度は募集主の寝落ち騒ぎがありつつも再募集までかけてくれ最後までお付き合いして下さった事です。
4層ってやはり難しい場所なのでなかなかかみ合わない事も多いし、クリア済みさん多めのパーティでも前半サイコロすら見られず終わるとかもざらにありました。
そんな中でも、未クリア勢からの期待の眼差しを期待通りどころかそれ以上のパフォーマンスで受けて返してくださった姿は本当に素敵でした!
終わった直後はまるでひと仕事終えたような感じの雰囲気になっていたのも、今の時期のクリア目的パーティならではかなと思っています。

悲しいかな。あなたたちのような腕前は私にはないけれど、優しい気持ちは受け継ぐことができそうなのでこのまま4層の練習を重ねていこうと思います。
人を助けられるほどの力はまだないけれど、一緒のパーティになった人と共に練度を高める事はできる。
今までと同じで上手くいく時もいかない時もあるでしょうけど、続けていく先でこの日に受けた優しさをまた誰か別の人に渡す事ができますように。

4層前半を初めて超えたのが7月15日だったんですね。そこから2ヶ月かかっちゃいましたが、この日にクリアできて本当に良かったです。

オマケ

ffxiv_20230916_233112_316.jpg

占星でもクリアしてきたんですけど、本気でヤバイ占星だったので(死んでたし死んでたし死んでたし)もう練習したくてたまらない気持ちで今日は寝ます。
スポンサーサイト